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この喜びを誰に伝えればいいのだろうか。 一瞬だけ考えたが、すぐにわかった。 オーフェンに伝えればいいのだ。 そのために彼はいるのだから。 クリーオウは彼の仕事場にまで伝えに行きたかったのをがまんしてがまんしてがまんして――仕事場の前で待っていた。 今日もいつも通りに仕事が終わるのなら、そろそろ出てくるころだろう。 建物から出てくる人たちを見送りながら、彼女はひたすら待っていた。 就業時間から二十分ほど経っただろうか、建物から目当ての人物が姿を現す。 「オーフェン!」 クリーオウは叫んで、彼の胸に突進した。 「おお!?」 油断していた彼は、ふいのクリーオウの突撃によろめく。 それでもどうにか彼女を受け止めて、オーフェンは驚いたように声を出した。 「クリーオウ?」 名前を呼んでくるが、嬉しくて言葉に出すのも難しい。 クリーオウはただぎゅっと彼の胸に抱きついていた。 「どうしたんだ、お前?」 呆れた声で言ってくるが、とにかく嬉しいのだ。 いちいち説明していられない。 彼女はオーフェンに抱きついたまま、顔を上げた。 「今日はお祝いよ、オーフェン。ご飯食べに行きましょ!」 「……いいけど、何の祝いだ?」 「あとで教えてあげる」 ようやくオーフェンから離れ、クリーオウがにんまりと笑う。 彼は終始不思議そうにしていた。 (2008.11.10.26) とにかく嬉しくて書いてみたけど、ただ喜んでるだけの話。 UPするつもりはなかったんですが、まぁ虹が見れたので。
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