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外はとてもいい天気で、まさにお出かけ日和だった。 さらには、今日はオーフェンとマジクが家にいて、二人ともが出かけられる。 出かける約束はすでに取り付けてあるので、後はクリーオウが用意するだけだった。 部屋着から外出用に着替えをして、二人が待っているリビングへ向かう。 「さ、行くわよ二人とも!」 扉を勢い良く開け、頭の上のレキとびじっと外を指差しながらクリーオウはそう宣言する。 するとこちらの姿を見た二人の反応がそれぞれ異なった。 「それ新しい服なんだ」 というように、服が新しいことに気づく(というか遠まわしに褒めてくれる)のがマジク。 「それ、短すぎないか?」 というように、驚いたように眉間にしわを寄せたのがオーフェンだった。 とりあえず、オーフェンの場合は褒めてはいないだろう。 クリーオウはその場で一回して、どちらともなくにっこりと笑った。 今日の服は先日買ったばかりの、緑のワンピースを着ている。 確かにスカートの丈はいつもより短めだったが、だからこそ黒のストッキングをはいていた。 短いままではクリーオウも気になっていたのだが、濃い色のストッキングのおかげで頼りなさをカバーできている。 「今日はレキ色なの。かわいいでしょ?」 言って、頭の上の黒い子犬を指で示す。 緑のワンピースと黒いストッキングで、つまりレキ色なのだ。 言外に褒めてくれと訴えているのだが、やはりまた二人の間で意見が異なる。 「あ、そうだね。うん、いいんじゃない?」 そうやって一応は褒めてくれるのがマジク。 「いや、だから短くないかってことをだな」 そうやってあくまでこちらの服装に口を出すのがオーフェンだった。 彼女が欲しいのは賛辞であり、それ以外はありがたくない。 クリーオウは頬をふくらませて、スカートのすそをつまんだ。 「こら」 すかさず注意されるが、クリーオウはオーフェンを一瞥しただけで続けた。 「そりゃ、ちょっとは短いかもしれないけど。でもこのくらいなら平気じゃない?」 同意を得るため、クリーオウは幼馴染の方を向く。 問われたマジクは、彼女の全身を一通りながめ、やはりうなずいてくれた。 「うん。大丈夫だよ。最近じゃこーゆーのが流行ってるし、特に変な目で見られたりはしませんよ」 最後はオーフェンに向かって。 「そうか?」 「そうよ」 「そうですよ」 「そんじゃあ……いいのか?」 あまり納得していないようではあるが、オーフェンはとりあえず受け入れてくれたようである。 重そうな腰をのろのろと上げた。 「んじゃあそろそろ出かけるか」 「うん!」 そう言ってくれたので、クリーオウが元気良く返事をする。 続いてマジクもいそいそと立ち上がった。 三人でばらばらに動き出したところで、彼女はオーフェンに近づいて耳打ちする。 「オーフェンは短いの嫌い?」 「いや、そーゆーわけでもないけど」 「けど?」 「人目にさらされると思うと、ちょっと抵抗が、な」 「ふぅん」 それはちょっとした独占欲の表れだろうか。 彼の顔を見ながら、クリーオウはにんまりとした。 「何だよ?」 「ん、じゃあ短いスカートはオーフェンの前でだけにするわね」 「それなら……」 しばらく続きを待つが、オーフェンはその後を続けない。 けれどクリーオウは良しと解釈して、オーフェンの腕を取った。 (2008.10.16) これもマジク視点のときに書いたお話。 ちょうどこういう服着てたので、なんとなく書いてみました。 オーフェンが何をしたいのか分からない・・・。 |
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