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まだ小さなラッツベインは、オーフェンとクリーオウと一緒に家族三人で外へ出かけるのが好きだった。 いつも自分と同じような年頃の子どもがたくさんいる場所へ連れて行ってくれるけれど、外へ出ることだけで嬉しい。 今日もたっぷりと遊んで、空が赤くなったころオーフェンが言った。 「そろそろ帰ろうか」 クリーオウもそうねと返事をする。 にぎやかなところを離れて、見たことのあるような道を三人で歩く。 ラッツベインは両手をオーフェンとクリーオウににぎられ、真ん中にいた。 左の手をにぎっているのがクリーオウ、右の手をにぎっているのがオーフェン。 オーフェンとクリーオウは何か楽しそうにしゃべっていた。 何のことだかよく分からないけれど、二人が楽しそうなのでラッツベインも楽しい。 歩いている途中で、二人がなぜか立ち止まった。 二人が歩かないので、ラッツベインも歩かない。 なんだろうと思っていると、目の前を大きい馬車が通り過ぎた。 オーフェンよりも大きくて、なんだかかっこいい。 少しの間みとれていたけれど、両手を引かれたので、ラッツベインはまた歩き出した。 二人に手をにぎられたまま、思いついたのでジャンプしてみる。 両手をつないでいるので、ラッツベインは空中でぶらぶらできた。 クリーオウが笑う。 腕が疲れたので力を抜いて少し歩いてから、ラッツベインはもう一度同じことをした。 揺れる自分がとても素敵だ。 「こら、ちゃんと歩け」 遊んでいると、オーフェンが手を繋いだままラッツベインに言う。 怒られたのでちゃんと歩くけれど、さっきのが楽しくて思い出して笑う。 オーフェンもクリーオウも楽しそうに笑う。 だからラッツベインも、もっと笑った。 (2008.9.20) 祝★5周年 会社の帰りに若いかわいい夫婦+3才くらいの息子を見て。 ほぼ実話です。とてもかわいかったので。 夫婦で楽しそうにしゃべってました。 幸せそうで良かった。 |
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